動作の注意点

日常動作の注意点まとめ

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日常動作の4つの注意点

目次

  • 動作の注意点
  • 日常動作の力の抜き方
  • 日常生活での姿勢の注意点
  • 立ち方

動作の注意点

腰痛や肩の痛みの予防になる

物を拾う時や持ち上げる時、物をとる時などの動作の注意点をお伝えします。

これを意識することで腰痛や肩の痛みの予防になるので試してみてください。

物をとる時にやりがちなこと

物をとる時や拾う時にやりがちな動作が「手から出してしまう(動かしてしまう)」ということです。

動作の順番が、手からになってしまうと腰痛や肩の症状などの要因になってしまいます。

どうすれば良いか?

では、腰痛や肩の痛みが出ないようにする動作はどうすれば良いか?

それは「足から出す」です!

なぜ?足から動作すると良いのか?

では、なぜ?手が先ではなく足から動く方が良いのかというと、足から動作することで、軸で移動し無理のない範囲で動作ができるからです。

動作の順番

なので、動作の順番は①足を出してから②手を出す

この順番で動くことで、筋肉への余分な負担が減り腰痛や肩痛の予防になります。

日常生活の中で意識するだけで簡単に取り入れることができるので、試してみてください。

日常動作での力の抜き方

効率よく動け痛みやコリの予防になる

痛みや症状の原因は日常での蓄積疲労と老化です。蓄積疲労は疲労が溜まっていくことで老化とは組織が固くなっていくことをしめします。

蓄積疲労を溜めないため、または老化を防ぐために脱力することは非常に有効です。ただ脱力というのは非常に難しいものであります。

ここでは、日常動作における簡単な脱力法についてお伝えしていきます。

その1  1回動作をとめて力を抜く

パソコンやスマホ、料理や掃除機など日常で動作をしている時に途中で1回その動作を止めて手の末端だけはその位置にとどめておいて肩に力を抜く

その2 肩の力の抜けた位置で動作を再開

手の位置をそのまま止めて肩の力を抜いたら、その抜けた状態を保ちつつ再び動作をおこなう。

注意すべきポイント①

この肩の力を抜く脱力のポイントは、途中で1回動作をとめること

注意すべきポイント②

2つ目のポイントは、手の末端をとめた位置でキープしつつ肩の力を抜き、力が入っていたことを認識することです。

これらに注意をしながら、それぞれの日常動作の中で試してみてください。

日常生活での姿勢の注意点

日常生活の中で姿勢のどういったことについて注意すれば良いのか?お伝えします。

めちゃくちゃ単純で簡単なことなので実践してみてください。

日常生活の中での「姿勢の注意点」は!

長時間、同じ姿勢をしない

これだけです!

パソコン作業でも、スマホやYouTubeを見る時でも長時間同一姿勢でいると一部の筋肉が持続的に緊張し疲労するからです。

少しでも姿勢を意識的に変えていくだけで筋肉への負担は軽減されます。

日常生活の中で、痛みや症状の予防のために参考にしていただけたら幸いです。

立ち方

台所で料理をしている時、掃除機をかけている時、立ち仕事をしている時など日常で「立つ」ことは結構あります。

何気ない動作である「立つ」ということも突き詰めていくと難しい物であります。そんな立つという動作の基本的なポイントをお伝えさせてもらいます。

参考にいていただけたら幸いです。

重心は母指の付け根におく

重心がのるところは、足の母指付けにおきます

小指側に重心がかかっていないか注意します。

足の位置

足のつく位置は、「まっすぐ」もしくは「少し内ぎみ」で立ちます

注意すべきポイントは、足を開いて立たないということです。

股の間を両足で裂くように

両足をまっすぐ、もしくは少し内股気味で立ち、足の母指付け根で股の間を裂くように軽く外方向に力を加えます

この時、膝は突っ張らずに軽く曲げて膝を外にもっていくようにすると自然に外側に力が加わります。

この時の注意点は、足の小指側に力が逃げないようにすることです。あくまでも拇指の付け根で間を引き裂くようにすることがポイントです。

キッチンや立ち仕事中など、これらを意識して立つと土台が安定し、腰痛や膝痛予防にもなりますので、意識してみてください。

ABOUT ME
仲山竜一郎
仲山竜一郎
なかやま鍼灸整体院 院長
京都で鍼灸整体院をしている仲山竜一郎です。
国家資格:鍼灸師、柔道整復師

身体も日常も「循環」が良い状態が望ましいという結論にいたりました。
主に、身体や健康について書かせてもらってます。
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