未分類

腸を温めて温度変化に対応する

junkanseitai

ここ最近の温度変化の差

ここ最近、朝晩と日中の気温の差や日によっても温度差がかなりある気候になってきています。

よく季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われていますが、最近は季節の変わり目だけではなく急な温度変化がおこっているので体調を意識的に整えていかないと変化についていけなくなり体調を崩してしまいます。

体調を整える方法や理論はいくつかありますが、今回は「腸を温める」ということに注目していきます。

腸の働き

小腸には約1億個もの神経細胞がありこれは脳の次に多い器官で、さらに1000兆個の細菌(善玉菌・悪玉菌・日和見菌)があり、ほとんどの栄養素と水分は小腸で吸収されていて免疫細胞の70%が腸にあります。

大腸では有毒なガスや老廃物の排泄処理を行います。

この腸の働きが低下すると腸に有害な老廃物が溜まりガスが排出しにくくなり、様々な症状を引き起こします。

腸の働きが低下して起こる症状

  • 冷え
  • 便秘
  • 下痢
  • 気分がすぐれないなどメンタル的な症状
  • 身体がお重い
  • 肌荒れ
  • 口内炎
  • 免疫力の低下
  • 自律神経症状
  • アレルギー

など様々な症状をまねきます。さらには!

糖尿病

動脈硬化

大腸がん

などの命に関わるような症状につながる恐れもあります。

腸の働きが低下した時のサイン

  • お腹がハル
  • 便意が少なくなる
  • 便がなかなか出きらずトイレの時間が長くなる
  • 便の量が少なく、細くなる
  • 手足が冷える など

腸の働きが低下する原因

腸の働きが低下する原因は、冷えや老化ということが言われていますが、大半を占めるのが生活習慣です。
食事、睡眠、運動が基本ですが、昨今は外気温の変化もひとつの要因になってきています。

  • 睡眠不足(夜型生活)
  • 運動不足
  • 食生活の乱れ
  • 砂糖のとりすぎ
  • シャワー生活
  • 長時間の同一姿勢
  • 過度な飲酒
  • 10℃以上の温度変化
  • ウイルス感染

などがあげられます。

腸の働きを高める方法

運動不足を解消する方法はありますか?

理想的には軽いウォーキングですが、なかなか時間がとれない方はストレッチや呼吸法、お腹のマッサージなども有効です。

あとは、掃除もかなりの運動になります。しかもキレイになって気分もスッキリします。ただ、運動と思えなくて労働と思ってやると良くないのでそういうタイプの方はやはり運動を心がけてください。

りゅう
りゅう

食事で気をつけておいた方が良いことはありますか?

基本は温かいものを意識してとることです。
具体的には、白湯や具沢山のスープなどが良いでしょう。

甘酒やバナナなんかも毎日手軽にとれるので、好きな方は積極的にとっていただく。

酢やオリゴ糖(蜂蜜、バナナ、大豆、ごぼう、玉ねぎ、アスパラ、ニンニクなどに含まれる)発酵食品や食物繊維を多く含む食材などを積極的に取っていただくと良いですね。

砂糖のとり過ぎや過度な飲酒は、気をつけて控えていただきたいです!

りゅう
りゅう

シャワーだけだと、なぜダメなのですか?

しっかりと温まらず、全身の循環が期待できないからです。

15分〜20分程度、ゆっくりと湯船につかりリラックスして1日の疲れをとる。湯船につかると体温が上がり、副交感神経が刺激され睡眠の質も良くなり疲れもとれやすくなります、

毎日、湯船につかるのが難しい方は週に3日以上は湯船につかるようにしてください。

りゅう
りゅう

因みに、湯船の温度と入浴時間ですが人によって体調によって適温や適切な時間は変わります。なので、その時に心地よいと感じる温度と時間にしてください。

巷で言われているからといって、熱いと感じているのに高くしたり、長く入ったりすると身体がくたびれて回復力を低下させます。

また、ぬるいと感じていたり、温まってないのに時間が来たから上がと逆に体を冷やしてしまいます。

知識で風呂に入るのではなく、自分の感覚を信じて入浴してください。

りゅう
りゅう

10℃以上の温度変化には、どのように対応すれば良いでしょうか?

腹巻やカイロ、レッグウォーマーなどのグッズを駆使し対応してください。

私の一番のおすすめは「レッグウォーマー」です。

りゅう
りゅう

まとめ

今回は、腸の働きについて解説させていただきましたが、結局のところ日常の生活習慣が健康に生活する上で大切だということでした。

ただ、あまり好きなことや自分が発散できることを我慢しすぎるのも良くないので、なんでもほどほどに実行していただくことをオススメします。

補足

運動

体温の4割は筋肉がつくっている

甘酒の効果

便秘解消、免疫力UP、ダイエット、疲労回復、精神安定

バナナの効果

脂肪が燃焼する、太りにくくなる、便を柔らかくする

リラックス、安眠効果、腸内環境を整える、むくみ解消

納豆

納豆は血液サラサラ効果があるので、夜に食べた方がbetter

ABOUT ME
仲山竜一郎
仲山竜一郎
なかやま鍼灸整体院 院長
京都で鍼灸整体院をしている仲山竜一郎です。
国家資格:鍼灸師、柔道整復師

身体も日常も「循環」が良い状態が望ましいという結論にいたりました。
主に、身体や健康について書かせてもらってます。
記事URLをコピーしました